青汁の効能と飲み方

青汁に1日の摂取上限ってあるの?

青汁は薬ではないので、1日の摂取上限はありません。
しかしどんな良い物にも限度があるように、青汁には適正量があります。
商品毎に設定されている指示に従い、1日1杯(1袋)か、多くても2杯(2袋)に留める事がおススメです。

なぜ、青汁を飲み過ぎない方が良いのか?

青汁には多くの栄養素が含まれており、継続する事で効果を実感する事ができるといわれております。
それでは、「一度に多くの青汁を飲んで健康になりたい!」と考える方もいらっしゃると思います。
残念ながら、人間の体は大量の栄養素を一度に吸収することはできず、過剰な栄養素は尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。
更に、飲みすぎる事によるデメリットもありますので、適量を飲んで健康を目指して下さい。

青汁を飲み過ぎる事によるデメリットとは?


軟便や下痢

青汁には豊富な食物繊維が含まれております。
食物繊維は、腸の蠕動運動を促し、便通を良くする効果があります。
従って、青汁を大量に摂取した場合、食物繊維過多になり、腸を刺激しすぎ、軟便や場合によっては下痢になってしまう可能性があります。
また、ミネラルやたんぱく質といった、必要な栄養素も排出してしまう可能性もありますので、食物繊維の過剰摂取には気を付けましょう。

カリウム過剰

青汁には、カリウムも豊富に含まれております。
青汁を大量に摂取する事で、カリウム過剰になり、腎臓に負担がかかってしまう事があります。
特に、腎疾患の方などは注意が必要で、高カリウム血症になってしまう可能性もあります。
また、血栓治療薬を飲んでいる方には、カリウムの摂取により、薬の効果が相殺されてしまう場合もあります。
そもそも、そういう持病をお持ちの方は、青汁を飲むことに対し、医師に相談しましょう。

アレルギー反応

青汁の過剰摂取により、アレルギー反応を起こしてしまう可能性もあります。
じんましん、体のかゆみ、だるさなどの症状が代表例です。
急激な栄養素の摂取により、体が驚いてしまっている事が原因です。
青汁には濃厚な野菜成分が凝縮されているため、普段とは違う反応が起きてしまう事があります。

青汁には豊富な栄養素が含まれており、体に良いものですが、過剰摂取は意味がないと同時に、デメリットも発生してしまいます。
毎日適量を飲んで、青汁で健康な体を目指してください。